10/14 まだ、これからなのに。 二宮町 遺品整理・特殊清掃 O様
10/14 神奈川県中郡二宮町にて
遺品整理・特殊清掃
O様(50代)の奥様よりご依頼者を頂きました。
O様のご家族はO様、奥様、娘様の3人家族で
別々に生活をされていました。
O様は単身赴任、奥様はご自宅、娘様は結婚をされて
都内で新しい家族と生活をされていました。
同じような生活環境の方は意外と多いと思います。
普段は2週間に一回くらい連絡を
取り合っていたそうですが、
たまたま時間が空いてしまい、
1か月ぶりに電話をしたところ
今回のようなことになってしまいました。
奥様は時間が空いてしまったことを
かなり後悔をされていました。
私たちが最初に行ったのは
ご遺族様の心のケアです。
専門家ではありませんので
出来ることに限度はありますが、
サポートできることは全部やる。
遺品整理士は皆さんこの気持ちで
向かい合っています。
無くなられたのはトイレで
壁に沿うように横になった状態で
発見させたそうです。
作業としては
害虫駆除⇒除菌⇒オゾン脱臭機⇒
便器撤去⇒床剥がし⇒壁剥がし⇒
ドア撤去⇒遺品整理⇒オゾン脱臭機2日間⇒
一週間後に臭気確認⇒完了
便器に関しては清掃でも
綺麗にすることは出来たのですが、
管理会社の意向で新しいものに
変えるとのことでした。
今回、亡くなられた際にトイレのドアが
閉まっていたため他の部屋への
臭気拡散はそこまでひどい状況では
ありませんでした。
他の部屋はクロスを剥がして
オゾン脱臭機を2日間運転することで
完全消臭できました。
孤独死の現場というのは何回やっても
慣れることはありません。
誰かがやらなければいけないことです。
残されたご遺族のサポートも含め
おかたづけタムラでは特殊清掃に
今後も向き合っていきたいと思います。