神奈川県 真鶴町 孤独死 特殊清掃
真鶴町にて特殊清掃のご依頼を頂きました。
ご依頼者様は息子さんで
亡くなられたのは60代一人暮らしの
お父様です。
最初にお電話でご依頼を
頂いた際は
「ソファーとベッドが
汚れているので不用品として
処分をして欲しい」
実際にお見積もりに伺って
お話を詳しく聞くと
残念ながら亡くなられた
とのことでした。
息子さんの心情としては
そのことを言ってしまうと
引き取りを拒否されるという
不安が合ったそうです。
私達、事件現場特殊清掃士は
基本的にお断りするようなことは
ありません。
(日程が合わない場合は別ですが)
どのような状況でも
詳しくお伝え頂いたほうが
色々なご提案ができます。
お力になれることがございますので
お問い合わせの際は遠慮は
なさらないでください。
今回の状況は亡くなられてから
5~7日程度で息子さんが
発見されたそうです。
ソファーにある程度の体液が
吸収されていてフローリングに
体液が直径20cm程度、
付着している状況でした。
ソファーは消毒をしてから
分解をして洗浄後、廃棄。
フローリングは
出来れば張り替えずに
このまま使用したいという
ご希望だったので弱めの
薬剤を使用して清掃を
行ないました。
何とかフローリングの
色素が抜けることもなく
完全に綺麗にすることが
出来ました。
あとはオゾン脱臭機で
完全消臭をして完了。
特殊清掃現場の多くは
ゴミ屋敷に近い状況だったり
します。
これは身体が不自由だったり、
色々なことが億劫になり、
徐々に片付けが出来なくなって
物が散乱している状況で
亡くなられることが多いです。
今回は非常に整理されていて
綺麗な状態でした。
亡くなられた故人様が
普段から整理整頓を
行っており、突然、亡くなられて
しまったためです。
息子さんもしばらく
連絡を取っていなかったことを
後悔されていました。
これは誰にでも
起こりえることです。
特にご高齢の一人暮らしの
親族がいらっしゃる方は
月に一度でもいいので
連絡を取ってあげてください。
体調不良等を察知できれば
何とかなることもあります。