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相続大揉め! 神奈川県小田原市 空き家整理 

ご依頼者様にブログに載せる許可を頂いております。

今回はかなり複雑な相続問題が発生しています。

 

3年前まで男性一人暮らしをされていましたが、
現在は施設に入居(認知症)されていて現在、
空き家となっている持ち家の家財整理となります。
土地・建物はこの男性の名前で登記されています。

相続も完結しておらず、親族間の仲違い継続中。

 

弊社へのご依頼のいきさつ
ご依頼者から電話で見積り依頼があり、
現地でお話を伺う事になりました。

土地・建物の所有者との親等は近いわけではなく、
ご依頼者がお金を出して家財整理を行う必要はないと
判断して近い親等の方にやってもらうように
提案いたしました。

ご依頼者のお考えとしては
相続も完結していない状態で
放置され、火災等が発生すると
近隣にご迷惑がかかるのでは。
と安心できな日々のほうが
苦痛に感じているそうです。

家の所有者は叔父の兄となります。
ご依頼者→叔父→叔父の兄(施設へ入居中)

叔父の兄には近くに住む娘さんが3人います。
本来ですと3人の娘さんの実家になりますので
一番親等が近い3人が家財整理を
行うべきかと思います。

ご依頼者が3人に自分がお金を出すので
家財整理を業者に頼んで良いか相談すると
二つ返事でOKが出たそうです。

中々、ひどい話です。

 

ご依頼者には
「お金を出してでも安心を買いたい」
と強く言われ、家財整理の依頼を
受けることにしました。

 

事件は作業開始2日目に起こりました。

3人の娘さんが現場に現れ、
お金になりそうなものを
持っていこうとしました。

ご不要となるものも含めて
すべてが財産となります。

いくら実家と言えどもご依頼者の許可を
得ずに持ち出させるわけにはいきません。


「ご依頼者に確認を取りますので
少々、お待ちください。」

電話をかけて確認したところ
揉めたくないので好きなように
してもらってください。
とのお返事でしたので入室OKを出しました。

電話をかけている間も3人の娘さんは

「なんで実家に入るのに他人の許可がいるのよ。」
「私たちが処分の手間を減らしてあげるのに」
「私の指輪あったかしら?」

どんだけ図々しいんでしょう!

 

何とかすべての作業が完了し、
ご依頼者には
「やっと安心して寝れる」
と言って頂けました。

 

そしてまた、事件は数日後におきました。

ご依頼者より電話があり、
3人の娘に解体費も出すように
迫られている!と

 

さすがにこれは酷すぎる!!!

弊社の顧問弁護士に連絡をして
間に入ってもらいました。

今回の家財整理費をそちらへ
請求することも出来る事を
伝えるとあっさりと引き下がったそうです。

めでたし!めでたし!

 

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ご相談でしたら無料なのでいつでもどうぞ。